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手を動かす赤ちゃんは、言葉が発達する?〜赤ちゃんのボディランゲージと言語能力との関係〜

みなさん、こんにちは。

国際ボディランゲージ協会代表の安積です。

前回のこちらの記事のにつづき、今回は赤ちゃんの能力とボディランゲージとの関係についてご紹介したいと思います。

手を動かすという行為は、赤ちゃんの能力にどのような関係があるのでしょうか?

じつは赤ちゃんが手を動かす行為は、赤ちゃんの言語発達と深い関係があることがわかっています。

赤ちゃんは生後11ヶ月頃から「あっち!」「こっち!」とあれこれ自分の指を使って、人やものを指さすようになります。

指さしを通して、自分が欲しいものを要求したり、逆に大人の探しものの場所を教えてくれるのです。

この「指さし」と呼ばれるボディランゲージは、未来の言語能力の発達を予測する上で1つの指標となります。

たとえば生後12ヶ月で頻繁に指さしを行う子は、一般的な指さし量の子よりも生後24ヶ月までの発す量が多くなる傾向があることが研究からわかっています。また12ヶ月時点の赤ちゃんの指さし量は、長期的に見てもその子の将来の言語能力と関係があると言われています。

指さしが未発たとえば生後12ヶ月で指さしを頻繁に行う子は、指さしの回数が一般的な子よりも、生後24ヶ月までに発する言葉の量が多くなる傾向があると、研究からわかっています。また長期的に見ても、12ヶ月時点の赤ちゃんの指さしの量がその子の将来の言語能力と関係があると言われています。

指さしが言語の代わりの役目を果たしているとすると、赤ちゃんの頻繁な指さしが豊かな言語コミュニケーションの土台であると言われても不思議ではありませんね。

とはいえ、指さしと言語能力に関係があるからといって、「じゃあ、うちの子にどんどん指さしをさせよう!」と、親が指さしを仕向けるのは・・・おそらく難しいと思います(苦笑)でも、自分の周りの世界に赤ちゃんがもっと興味を持つように、親がうながすことは不可能ではありません。

子供の言語能力を伸ばしたいなら、まずは親も自分の聴覚・視覚・触覚・嗅覚・触覚を研ぎ澄まし、赤ちゃんと同じ目線に立って周りにあるものの色や形、音、質感を楽しむこと。そして、言葉や表情、ジェスチャーを使って、赤ちゃんに豊かな世界を表現してあげる。そんなことからスタートしてもいいかもしれませんね。

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幼い頃から非言語能力の高い子供たちは、大人になってから、さまざまなタイプの人間とうまくつき合うことができるようになります。非言語コミュニケーション能力は、大人だけでなく子供にとっても非常に大切なスキルです。

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