これからボディランゲージを学ばれる方へ
ボディランゲージに関するお勧め書籍
『日本人の感情世界―ミステリアスな文化の謎を解く』
工藤力/ディビット・マツモト著
誠信書房
日本人の複雑な感情がどのように形成され、それに伴い、どのように表情へと反映されるかいうことについて、比較文化的視点から詳しく解説しています。日本人の感情表出のわかりにくさや曖昧さについて論じる一方で、日本人がもつ豊かで多様な情動についても紹介されています。固有の文化が感情表出にどのような影響を及ぼすのかを理解するのを助けてくれる一冊です。
『しぐさと表情の心理分析』工藤力著
福村出版
本書では、感情を生み出すもととなる経験に焦点を当てながら、人のしぐさや表情から相手の心理をいかに推測するかについて平易に書かれています。心理学的知見をわかりやすくまとめているので、これからボディランゲージを学びはじめる方の入門書としてお勧めです。
P・エクマン/W・フリーセン著 工藤力訳編
『表情分析入門』誠信書房
表情の文化的普遍性に関する研究で世界的に知られているポール・エクマン、W・プリーセン氏の翻訳書。写真を豊富に用いながら、 表情の基本的な事柄についてわかりやすく解説されています。微表情や表情分析について初めて学ばれる方にお勧めしたい書籍です。
『顔は口ほどに嘘をつく』
P・エクマン著 菅靖彦翻訳
河出書房新社
感情とその表現研究の第一人者であるポール・エクマンが、相手の本当の感情を読み自分の嘘や感情をコントロールする技術や、感情別対処法のアドバイスについて丁寧に解説しています。
『ボディ・ランゲージ解読法』
D・アーチャー著 誠信書房
日常的な人々の様々な交流の一コマが撮影された写真を題材に、そこに収められた人間関係を推測する問題が掲載されている書籍。日頃から人間関係の観察力を磨くうえで役立つ1冊となるでしょう。
『卒アル写真で将来はわかる 予知の心理学』
マシューハーテンステイン著
人間の顔の大きさや形などをもとに、その人の人間の将来を見抜く「手がかり」についての学問的研究を集めてまとめあげたユニークな書籍です。事例や研究の紹介が非常にわかりやすくなされており、人の見た目がなぜ重要かを手早く知るために適した恰好の書籍です。
『ビジュアル 顔の大研究』
丸善出版
動物学・人類学・医学・心理学・社会学・ 芸術・美容・情報学・印象の9つの分野から《顔》についての発見をまとめた「顔の大研究」。国際ボディランゲージ協会は、第四章【顔の心理学〜顔はどのように見られ、どのように記憶されるの?〜】を協力させて頂きました。
『CLASS ACT(クラス・アクト)世界のビジネスエリートが必ず身につける『見た目』の教養』安積陽子
PHP研究所
ニューヨークでビジネスパーソンや政治家に向けた「印象管理術(インプレッションマネジメント)」を学び、国際イメージコンサルタントとして活躍する著者が、エグゼグティブが実践するボディランゲージのテクニックを紹介。
『身ぶりとしぐさの人類学』野村雅一
中公新書
長い歴史を通して、個々の国々の文化的経験が凝縮された人間の表情や動作といったボディランゲージ。世界各地で観察された身体伝承を記録し、その文脈を探りながら、変容の方向を示唆した一冊です。
『顔を読む』レズリー・A・ゼブロウィッツ
大修館書店
コミュニケーションにおけいて、顔が他者に与える影響、そして自分自身に与える影響について解説しています。
顔にまつわるさまざまな固定観念から解放され、「見かけに惑わされない」方法を教えてくれる一冊。