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誤解を招きやすい日本人のジェスチャー②「自分を指すときのしぐさ」と「顔の前で手を振るしぐさ」
皆様、こんにちは。国際ボディランゲージ協会 代表の 安積陽子 です。 お盆休みに海外旅行を楽しまれた方も多いのではないでしょうか。実はその際、日本ではごく自然なジェスチャーが、海外では違和感を与えたり、誤解を招いてしまうことがあります。 今回は前回に引き続き、 日本国内では気にされにくいものの、海外では通じにくい日本人特有のボディランゲージ を2つご紹介します。 ① 自分を指すときのしぐさ 日本では、自分を示す際に 人差し指を鼻の先に当てる しぐさをすることがあります。 しかしこのジェスチャーは、海外ではほとんど通じません。それどころか、 鼻をほじる動作の途中に見える 相手の鼻に何か付いていると指摘しているように見える など、意図しない受け取られ方をすることもあります。 自分を指すときには 胸に手を当てる 文化の国々もたくさんあります。 海外で会話をする際、「自分を指す=鼻」という日本的な感覚をリセットして、その国にあった表現を試みてください。 ② 顔の前で手を振るしぐさ(NOの表現) 日本では、「いいえ」「違います」という意味で 顔の前で


肯定的なセルフイメージが強まる姿勢
みなさん、こんにちは。 国際ボディランゲージ協会代表の安積です。 今日は「心と姿勢との関係」についてお伝えしたいと思います。 みなさんは、自分の将来や自分の性格などについて考えるとき、 どのような姿勢で考えることが多いでしょうか? また過去の出来事を思い出しているとき、...


眉の動きからその人の心を読む方法〜上がる眉毛編〜
みなさま、こんにちは。 国際ボディランゲージ協会代表の安積です。こちらのブログでは、顔の表情、しぐさ、姿勢から感情や心の状態を読み取るヒントをお伝えします。 本日は、「眉が上がる」という動きに隠された心理的意味についてご説明します。 眉の上昇は非常に頻繁に見られる非言語サインですが、その意味は一つではありません。 主に、次の4つの機能のいずれかとして現れます。 「眉が上がる」という仕草には、次の4つの中から一つの意味が隠れています。 1. 「驚き」の表情 2. 「興味」のシグナル 3. 「疑問」のシグナル 4. 「強調」のシグナル それぞれ詳しく説明しましょう。 1. 「驚き」の表情(情動反応) 眉が一気に上がり、・目が見開かれる・場合によっては口が軽く開く この組み合わせは、「驚き」の典型的な表情です。 重要なポイントは、この表情は非常に短時間で起こるという点です。 驚きは反射的な情動反応であるため、眉の上昇はおおむね 0.5秒〜1秒未満で終わります。 このように一瞬で消える眉の上昇は、作られた表情ではなく、本物の驚きである可能性が高い


その表情は本物か?「作られた表情」と「本物の表情」との見分け方
みなさん、こんにちは。国際ボディランゲージ協会代表の 安積陽子 です。 本日は、 「本物の感情が表れている表情」と「意図的に作られた表情」 を、比較的シンプルな視点で見分ける方法をご紹介します。 表情は、すべてが「感情の反映」ではない 私たちは日常生活の中で、 本物の笑顔と愛想笑い 本物の悲しみと演じられた悲しみ 心からの驚きと、演出された驚き といった、 質の異なる表情 を頻繁に目にしています。 しかし、多くの場合、「なんとなく違和感がある」と感じても、 その理由を言語化できない ことが少なくありません。 実は、表情科学の分野では、この違いを見極めるための重要な手がかりがすでに示されています。 見分けるための2つの観察ポイント 「作られた表情」と「本物の表情」を見分ける際に、特に有効とされているのが、次の2点です。 ① 左右非対称性 ② シンクロ性(動きの同時性) それぞれを詳しく見ていきましょう。 ① 左右非対称性― 表情筋の動きは均等か? ここでいう「左右非対称性」とは、 表情筋が左右で不均等に動いているかどうか を指します。 情動研究では


本当の気持ちを笑顔で隠す日本人― 表情研究から見える文化的特徴 ―
みなさん、こんにちは。国際ボディランゲージ協会代表の 安積陽子 です。 今回は、 日本人に比較的よく見られる「笑顔の使われ方の特徴」 について、表情研究と文化心理学の視点からご紹介します。 笑顔が現れる「意外な場面」 まず、下記の映像をご覧ください。それは、欠陥商品についてクレームを伝えている女性の様子です。 注意深く観察すると、彼女が話し始めた瞬間、 ごく一瞬、抑え込まれた感情が微表情として表れ 、その直後に穏やかな笑顔へと切り替わっています。 クレームとは、本来製品やサービスへの 不満や怒り から生じるものです。 しかし日本では、怒りや苛立ちといった否定的感情を、 笑顔という社会的に受け入れられやすい表情で包みながら伝える ケースが少なくありません。 これは「嘘をついている」という意味ではなく、 対人関係の摩擦を最小限に抑えようとする調整行動 と捉えることができます。 研究が示す「笑顔による感情調整」 この傾向を裏づける興味深い研究があります。 ある実験では、日本人とアメリカ人の被験者に不快・嫌悪を引き起こす映像を見せ、その際の表情反


口の開きが意味するもの
みなさまこんにちは。 国際ボディランゲージ協会代表の安積です。 本日は、「口が開く」動きに隠された意味について説明します。 人と話をしているとき、話し手や聞き手の口がふと開く瞬間がありますよね。 そんな動きを見たとき、みなさんはどう反応しますか?...


力の入った口元が意味するもの
みなさま、こんにちは。 国際ボディランゲージ協会代表の安積です。 今回は「力が込められた口元」が意味するものについて説明します。 「力のこもった口元」とは、上唇と下唇が結ばれ、上下から力が加わる動きを意味します。 唇に力が入る、「力んだ口元」の動きには、次の3つの意味が隠さ...


信頼できる表情筋— 本物の感情を見抜く「信頼筋」とは?
みなさん、こんにちは。 国際ボディランゲージ協会代表の安積です。 本日は、 「意図的に動かせない表情筋」 についてご紹介します。 私たちは日常、相手の笑顔が本物かどうか、あるいは言葉では「大丈夫」と言いつつ心では悲しんでいないか、直感的に探っています。実は、その「直感」を科学的に裏付けてくれるのが、自分の意志ではコントロールが極めて難しい 「信頼筋(Reliable Muscles)」 の存在です。 1. ダーウィンの「抑制仮説」と信頼筋の起源 19世紀、進化論で知られるチャールズ・ダーウィンは、著書『人間および動物の表情について』の中で、画期的な観察結果を残しました。 彼は、 「感情が湧き上がった際、意志の力(自発的なコントロール)が及びにくい筋肉こそが、その人の真の感情を最も信頼して伝えてくれる」と考えました。 これは現代で 「抑制仮説(Inhibition Hypothesis)」 と呼ばれています。 2. 本物の笑顔を見分ける「眼輪筋」 もっとも有名な信頼筋は、目の周りを囲む 「眼輪筋(がんりんきん)」 です。 作り笑いの場合:...







