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AI時代、最後に価値を決めるのは「あなたの存在感」
皆様、こんにちは。 いつもメルマガをお読みいただき、ありがとうございます。 日々のニュースを見渡せば、AIが驚くような進歩を遂げ、私たちの暮らしや仕事がどんどん便利になっていくのを感じます。 指先ひとつでどんな答えも手に入り、AIがもっともらしい言葉を紡いでくれる時代。そんな効率的な日々の中で、ふと立ち止まって「人間にしかできないことって何だろう」と考えたことはありませんか。 皮肉なことに、技術が進めば進むほど、私たちの価値を最後に決めるのは、知識の量や仕事の速さではなく、その人がまとっている「空気感」や「温もり」といった、目に見えないメッセージになっているように感じます。 大切な誰かと向き合うとき、私たちが本当に受け取っているのは、相手が口にする言葉そのものだけではありません。ふとした瞬間の柔らかなまなざし、迷いのない立ち居振る舞い、そして言葉が途切れたときの穏やかな呼吸。そうした「生身の人間が発するボディランゲージ」に触れたとき、私たちは初めて「この人とは通じ合える」「この人は信頼できる」と心から安心することができるのです。


【勉強会開催案内】:ヒューマノイドから学ぶ「人間らしい動き」
3月の会員様向けの勉強会のご案内です。 私たちが日常、何気なく交わしている表情、視線、姿勢、そして微細な動きや距離感。これらの非言語情報は、多くの場合「感覚的」に処理されています。しかし、この「感覚」をプログラムとして再現しようと試みると、そこには極めて高い障壁が存在することに気づかされます。 私たちが直感的に「人間らしい」と捉えている要素の多くは、これまで言語化や数値化が困難な領域にありました。 現在、世界中の研究者が「人間らしい動きの本質」を解き明かそうと、最先端の知見を積み上げています。 なぜ、ある動きは自然に受け入れられ、別の動きは「違和感」として弾かれるのか。 現在、世界中の研究者が挑んでいる「人間らしい動き」を解析することは、ボディランゲージを学ぶ私たちにとって、自身の技術を科学的・客観的な視点から定義し直す非常に重要なプロセスとなります。 本勉強会では、最新の人型ロボット(ヒューマノイド)が直面している課題をケーススタディとし、「身体動作における真のリアリティとは何か」を考察してまいります。 時代の転換点において、私たちが持つべき「


親の「無表情」は、子どもの脳に何をもたらすのか
幼い子どもにとって、親の顔は「心の鏡」と言われます。 親の笑顔や声かけは、赤ちゃんに安心感と喜びを与える大切な手がかりです。 しかし一方で、親が無表情で接すると、子どもの心にはどのような影響が及ぶのでしょうか。 これは単なる育児疲れだけでなく、産後うつや強いストレス、情緒の乏しさを伴う精神状態(例: うつ病や自閉スペクトラム症など)といった多様な要因によって生じる可能性があります。 そこで今回は、臨床心理学と非言語コミュニケーションの研究知見に基づき、「親の無表情」が子どもの愛着形成、感情の自己調整、社会的認知に与える影響について解説します。 実験で見る無表情の影響: スティルフェイス実験 親の無表情が子どもにストレスを与える典型的な例として、「静止顔(スティルフェイス)実験」がよく知られています。この古典的実験では、親が赤ちゃんと笑顔で遊んでいる最中に、突然表情を消して無反応になるよう指示されます。すると赤ちゃんは戸惑い、あやしたり笑わせようとあらゆる働きかけをしますが、それでも親が反応しないと、数十秒以内に泣き出し体をよじって強い抗議や不安を


街中が教科書!選挙ポスターを「ボディランゲージ」の視点から見てみる
いよいよ第51回衆議院選挙が公示されました。 街を歩けば、色鮮やかなポスターがズラリと並ぶ光景が目に飛び込んできますね。 選挙ポスターは、わずか数秒で有権者の無意識にダイブする「究極の非言語プレゼンス」の戦場です。 私たちは「政策を読んでから選ぼう」と理性では考えますが、実際には文字情報を読む前に、その人物の表情から「この人は信頼に値するか」「安心できる人物か」を瞬時にスキャンしています。 たとえば、ポスターの候補者と目が合ったとき。 その視線に、あなたは「自分に語りかけられている実感」を持ちますか? それとも、どこか遠くを見ているような、一方的な印象を受けますか? 本物の安心感を与える表情は、目の周りの「眼輪筋」が適度に収縮し、下まぶたがわずかに持ち上がっています。 これに連動して瞳孔が適度に開くことで、脳は「親和性がある」と認識します。 逆に、力強さを演出しようとして目を見開きすぎると、それは「凝視(ステアリング)」という威嚇のサインとして伝わります。脳はこれをストレスと捉え、無意識に警戒心を強めてしまうのです。 また、顔の角度一つでもメッセ


ポール・エクマン博士のご逝去に寄せて
2025年11月17日、感情科学と表情研究の第一人者である ポール・エクマン博士(Paul Ekman, Ph.D.) が、91歳で永眠されました。ご家族に見守られながら静かに旅立たれたとの報に接し、国際ボディランゲージ協会として、深い哀悼の意を表します。 エクマン博士は、60年以上にわたり人間の感情・表情・真実性の本質に迫り続けた研究者でした。その功績は心理学、医学、法執行、教育、文化人類学など多様な分野に影響を与え、世界中で応用され続けています。 感情科学を世界に広めた先駆者 エクマン博士は、文化を超えて共通する基本感情表情の存在を示した画期的な研究によって、感情研究に新たな地平を切り開きました。彼のフィールドワークは世界の僻地にまで及び、「表情は文化を超えて理解されるのか」という長年の問いに、科学的な答えを提示しました。 また博士は、人間の表情筋の動きを精密に分類する Facial Action Coding System(FACS) を開発。これは、研究者・医療従事者・コーチ・警察・教育者など、表情を専門的に扱うすべての人々にとって“共


高市早苗首相の《"各国首脳を射止めた"外交戦術》何がすごいのか
高市早苗首相がASEANをはじめ一連の外交の舞台で示したプレゼンスを分析。国際ボディランゲージ協会代表・安積陽子による最新記事が公開されました。 品格ある主導性について「リーダーシップ」と「ボディランゲージ」の視点から読み解いています。 ▶ 記事はこちらからご覧いただけます 🔗 https:// toyokeizai.net/articles/-/917035 国際ボディランゲージ協会では、表情やジェスチャー、姿勢などをつかって相手の方と信頼関係を築くために必要な非言語コミュニケーションスキルをすべてオンラインで学ぶことができます。リーダーシップを強化したいビジネスパーソン、医療従事者や教育関係者、お子様向けの講座など、さまざまな講座を御用意しています。ご興味に合う講座を、ぜひ こちらから 見つけてください。


次回勉強会テーマ:「RMET(Reading the Mind in the Eyes」
皆さま、こんにちは。 今月の勉強会では、「RMET(Reading the Mind in the Eyes Test)」をテーマに取り上げます。 RMETとは、わずか「目元だけ」から他者の感情や思考を読み取る力――いわば“共感力”や“社会的知性”を科学的に測定する心理テストです。1997年にケンブリッジ大学の心理学者サイモン・バロン=コーエンによって開発されて以来、教育・臨床・リーダーシップ開発・AI感情認識など、多分野で活用が広がっています。 今回の勉強会で扱うテーマ RMETが明らかにする「目で読む力」とは何か ASD(自閉スペクトラム症)研究におけるRMETの意義 「Multiracial RMET」が示す多様性と公平性 非言語教育・リーダーシップ研修・AI感情認識への応用 RMETは、「表情筋の動き」“目の動き”という繊細な非言語サインから、人の内面を理解する力を探るものです。 観察力と洞察力が求められる認定講師の方々にとっても、人間理解を新しい角度から深める貴重な学びの機会となるでしょう。 国際ボディランゲージ協会では、表情やジェス


自民党総裁選でトップを走る2人に見られるリーダー像
皆さま、こんにちは。 このたび、国際ボディランゲージ協会 代表理事の安積陽子の記事が東洋経済オンラインに掲載されました。 テーマは、自民党総裁選における候補者のリーダー像についてです。 政治リーダーは、言葉だけでなく、身振り、表情、装いといった非言語的な要素からも人々に強い印象を与えます。 今回の記事では、能力と温かみという二つの軸に基づいて、候補者それぞれの強みと課題を分析しました。 ぜひご一読いただければ幸いです。 👉 記事はこちらからご覧いただけます 今後とも、非言語コミュニケーションを切り口に「人の印象」を多角的に考える情報を発信してまいります。 国際ボディランゲージ協会では、表情やジェスチャー、姿勢などをつかって相手の方と信頼関係を築くために必要な非言語コミュニケーションスキルをすべてオンラインで学ぶことができます。リーダーシップを強化したいビジネスパーソン、医療従事者や教育関係者、お子様向けの講座など、さまざまな講座を御用意しています。ご興味に合う講座を、ぜひ こちらから 見つけてください。


次期首相候補の存在感を分析!高市早苗氏の“非言語の力”
みなさま、こんにちは。国際ボディランゲージ協会代表の安積陽子です。 各メディアの世論調査で「次期首相候補」に名前があがる高市早苗議員。 テレビ越しに突き刺す視線、街頭で群衆を黙らせる声──この迫力はどこから生まれるのか。...







