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マスクをしている今、どうすればボディランゲージを読み取れるの?


コロナウイルスの大流行により、私たちのコミュニケーションのあり方は大きく変化しました。


ボディランゲージの講座や研修を実施していると「顔の半分がマスクで隠されている状態では、相手が何を考えたり感じているのかを見極めるのは難しい」という悩みをよく聞きます。


会話の相手がマスクの下で、鼻にシワを寄せて不快感を表していたり、口の中で唇をすぼませ不満感を示していたとしていても、マスクの上から察知するのはなかなか困難ですものね。


しかし顔から発信される情報量が限られている今こそ、「顔」と同じくらい「身体」に現れるボディランゲージにも、より一層注目してみてほしいのです。






そこで本日は「マスクをしていても気づきやすいボディランゲージ」を4つご紹介しましょう。



1. 目を細める


目を細めたり、眉の上にシワを寄せることは、意見の相違や混乱、ストレスを表します。会話の最中に相手の相手の目が細まったら「あなたの話には同意しかねます」「あなたの話はわかりにくい」「それって本当?」という否定や疑いの気持ちやストレスが目元に現れている可能性があります。



2. 眉毛をひたいに向かって垂直にあげる


眉がひたいに向かって垂直にあがるというのは【驚き】【関心】のシグナルです。何かを見たり、聞いたり、知った直後に眉が上がり、同時に声のトーンも上がったら、話の内容や視線の先にある対象に対して興味が湧いたことを意味します。



3. 手で首(喉元)に触れる


悩んでいたり、不安を感じているときに、わたしたちは鎖骨のくぼみあたりに自分の手を持っていきます。会話をしている相手がふとこのような仕草が見せた場合は、「不安」「心配」「ストレス」のシグナルを出している可能性があります。



4. 手のひらで胸周辺をなでる



ストレスや不安を感じた時に、私たちは自分の体の急所となる心臓付近をなでる、もしくは胸周辺に指を添えることにより、安心感と落ち着きを生み出そうとします。このボディランゲージは「悩みや心配事がある」「自信が持てない」という感情の現れですので、見た時には、不安感を和らげてあげるための言葉がけや態度を心がけましょう。





今回は「マスクをしていても読み取りやすい4つのシグナル」をボディランゲージの観点からご紹介しました。ボディランゲージが発するシグナルは、この他にも多数存在します。「マスクをしているからといった相手の表情を読み取みとれない!」と諦めずに、マスクに覆われていない相手の眉の動きや瞳の動き、指の動きに注意を向けながら、感情のシグナルをキャッチしてみてくださいね。

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