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ビジネスで信頼を勝ち取るために気をつけるべきボディランゲージ―「手の動き」が印象を決める理由 ―

更新日:6 日前



みなさん、こんにちは。国際ボディランゲージ協会代表の 安積陽子 です。

ビジネスシーンにおいて、「表情」や「姿勢」には意識を向けていても、自分の「手の動き」まで注意を払えている人は、意外と多くありません。

しかし実は、手の動きは 信頼感・誠実さ・落ち着き といった印象形成に、非常に大きな影響を与えています。


なぜ「手」はそれほど重要なのか

私たちの脳には、相手の手の位置や動きを瞬時に捉え、継続的にモニタリングする神経領域があります。

人は無意識のうちに、

  • 手の動きから相手の意図を推測し

  • 手と発話の一致・不一致を確認しながら

  • 相手の信頼性や感情状態を判断しています

つまり、あなたがどのように手を使うかは、あなたの言葉そのものの「信頼度」に直結するのです。




コミュニケーションで気をつけたい

4つの手のボディランゲージ

対面・オンラインの両方で注意したいポイントをご紹介します。 テレワーク中心の方にも、ぜひ意識していただきたい内容です。

① 手を隠す

人間の大脳皮質の約3分の1は、手や指の運動制御に関係していると言われています。

それほどまでに、手は「思考」や「心理状態」を反映する部位です。

そのため、

  • 手がテーブルの下に隠れている

  • 画面の外に完全に消えている

といった状態は、相手にとって あなたの意図や感情が読み取りにくい状況を生みます。

オンラインでの対策

  • カメラ位置を調整し、腕まで画面に入る距離を保つ

  • 肘をテーブルに軽く置き、手を自然に動かせる姿勢をとる

これだけで、相手が受け取る安心感は大きく変わります。

② こぶしを握る

人は、

  • 脅威を感じたとき

  • 強いストレスや対立心を抱いたとき

無意識に こぶしを握る 傾向があります。

そのため、会話中にこぶしが頻繁に見えると、相手は無意識に

  • 緊張している

  • 怒りを抑えている

  • 攻撃的かもしれない

と感じてしまいます。

オンラインでの対策

  • 卵を包むような感覚で、手の力を緩める

  • 手のひらを自然に見える位置に保つ

表情が穏やかでも、手に力が入っていると印象は一致しません。

③ 上から抑えつける動き

手を 上から下に振り下ろす ジェスチャーは、

  • 支配的

  • 威圧的

  • 場合によっては幼稚

と受け取られることがあります。

特にオンラインでは、画面越しにこの動きが強調されやすく、意図以上に強い印象を与えてしまいます。

オンラインでの改善のポイント

  • 注意を促したいときは上から下ではなく、下から上にすくい上げる動きを使う

この動きは、「巻き込む」「促す」印象を生みやすくなります。

④ 人差し指で指す

人差し指やペンなど、先の尖ったもので指す動作は、

  • 攻撃的

  • 非難している

  • 圧をかけている

と解釈されやすいジェスチャーです。

相手だけでなく、自分自身を指す場合でも同様です。

代替動作

  • 指ではなく、手のひら全体で示す

  • 方向を示すときも、面で示す意識をもつ

これだけで、印象は大きく柔らかくなります。








信頼感を高める「積極的に使いたい」手の動き


特にオンラインでは、対面よりも相手の意図や感情が伝わりにくく、心理的距離が生まれやすくなります。

そんなときに効果的なのが、

  • 手のひらを画面に向けて、やさしく差し出す

  • 発言を促す際に、包み込むような動作を使う

といった オープンなジェスチャーです。

中でもおすすめなのが、

両手を胸の前で軽く開き、自分の体の横幅ほどの“見えないバスケット”をやさしく抱えるような手の形

このジェスチャーは、人に もっとも安心感・誠実さ・開放性を与えやすい動きの一つです。


「第二の脳」を味方につける

いまや、Web会議・オンライン面談・商談は特別なものではなくなりました。

視覚情報が限られる環境だからこそ、第二の脳とも呼ばれる手のボディランゲージを意識的に使うことが、印象管理の鍵となります。

言葉だけで伝えようとせず、手の動きも含めた非言語全体で、信頼されるコミュニケーションを築いていきましょう。

 
 
 
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