表情と身体のバランスが意味するもの

みなさん、こんにちは。

国際ボディランゲージ協会の安積です。

前回のブログ記事では、人間は無意識のうちに、脳が情報を処理しやすい左右対称の顔や動きを好む、ということをご紹介しました。

今回は、わたしたち人間が左右対称の人や動きを好むもう1つの理由をご紹介したいと思います。

世界各国でこれまで行われた研究でも、顔や身体が左右対称な人ほど、免疫機能が高い、知能が高い、染色体異常が少ない、老化にともなう知能低下が少ないことが明らかになっています。

つまり、左右均等で歪みがない表情・姿勢・しぐさは、その人が遺伝子レベルの段階から有能であり、健康な状態だと示す重要なシグナルと言えます。そしてわたしたち人間は、このシグナルを無意識にキャッチしており、バランスのよさを発揮する人に対して、本能的に惹かれる傾向があります。

とはいえ現実において、バランスが完璧にとれている人はどのくらいいるのでしょうか。

顔も身体も非の打ち所なく均整のとれた人なんて、ほとんど見かけせんよね。

人間も動物も、本来の形は左右対称なのですが、母親の胎内にいる間に異変が起きたり、生後に大きな怪我をしたり、脳の機能に障害が起こったりすると、身体や顔に歪みが生じます。また、極度のストレスや噛みぐせなどによっても、表情に歪みがあらわれてきます。

しかし、たとえ顔や身体に歪みがあっても、見せ方ひとつでバランスよくしていくことは可能です。

たとえば普段の生活で、

・体幹を鍛える

・身体の中心に太いパイプが通っているような感覚でまっすぐに立つ

・お腹の中心部に長いパイプが通っている感覚で地面と平行に歩く

・両脇の下に同じサイズのボールが入っている感覚で腕を広げる

・噛みぐせのある人は、噛まない方の歯を意識して使うようにする

・どちらかの口角が上がってしまう人は、上がりにくい方の口角に力を入れて笑顔をつくる

・利き手ばかりを動かしてしまう人は、利き手以外もバランスよく動かす

このようなことを意識することで、多少の歪みがあっても、全体的にバランスよく見せることはできるのです。

人が無意識のうちに左右対称のものを好むのは、人間の脳にもともとプログラミングされた反応で、変えることはできません。

ならば、いま「歪み」を実感している方は、表情筋や身体の動きのクセを知って修正することで、人の目に好意的に映る均整のとれた表情やしぐさを意図的につくるしかありません。

ちなみに、男性はあまりご存知ないかもしれませんが、ドラッグストアのメイク商品のコーナーに行くと、両眉を均等に描くための「眉毛テンプレート」や「眉毛定規」がいくつも販売されています。

女性がメイクという武器を使って、顔をできるだけバランスよく見せようとするのは、「美しく見られたい」思いとともに、人の脳の原理に合わせる気持ちが働いているからなのでしょうね。

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