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誤解を与えやすい日本人のジェスチャー①「口に手を当てるしぐさ」と「手刀のしぐさ」

更新日:1月28日

こんにちは。国際ボディランゲージ協会 代表理事の安積です。


日本ではごく自然で、特に問題視されることのないジェスチャーが、海外では不快感を与えたり、状況によっては警戒心や緊張を招いてしまうことがあります。


国際ボディランゲージ協会では、異文化間コミュニケーションにおいて 「誤解されやすい非言語表現」 についても、講座の中で繰り返しお伝えしています。


今回はその中から、日本では気にならなくても、国外では誤解を招きやすい代表的なジェスチャーを2つご紹介します。




① 口に手を当てるしぐさ


日本では、


  • ひそひそ話をするとき

  • 笑うとき

  • 食事中に口元を隠すとき


などに、口に手を当てるしぐさをよく見かけます。


この行動は、日本文化の中では控えめさ・慎み・品のよさ を表すものとして理解されることが多いでしょう。

しかし、国際的な文脈では、このジェスチャーが


  • 何かを隠している

  • 本音を言っていない

  • 相手との距離を取ろうとしている


といった意味に解釈されることがあります。


特に、ビジネスや公式の場では、オープンでない態度、拒否的なサインとして受け取られる可能性もあります。

日本では「奥ゆかしさ」を示すつもりの行動が、異文化では必ずしも「上品」とは解釈されない点に注意が必要です。



② 手刀のしぐさ

もうひとつ、誤解を招きやすいのが手刀を立てて人の前を通るしぐさです。


日本では、


  • 人混みを通り抜けるとき

  • 「失礼します」という気持ちを表すとき


によく使われる、非常に日常的な動作です。


しかし、このジェスチャーは海外では意味が共有されておらず、文化によっては、


  • 威嚇している

  • 攻撃的・挑戦的な動作

  • 強い自己主張


と受け取られることがあります。


特に、相手との距離が近い状況や、感情が高ぶりやすい場面では、意図せず緊張を高めてしまうリスクがあります。




なぜ誤解が起こるのか


こうしたすれ違いが起こる理由は、ジェスチャーそのものではなく、


  • その文化で「何を象徴する動きか」

  • どの文脈で使われてきたか


が異なるためです。


非言語コミュニケーションは、言葉以上に文化依存性が高いという特徴を持っています。


日本人にとっては「思いやり」や「配慮」のつもりの行動が、異文化の場では、意図とは異なる意味として受け取られてしまうことがあります。


国際的な場面では、


  • 手の動きを控えめにする

  • 口元を隠さず、表情を開く

  • 「伝えよう」とすると同時に「誤解を生まない」ことにも配慮する


こうした意識が、不要な緊張や誤解を防ぐ助けになります。


非言語表現を知ることは、マナーを覚えることではなく、相手の文化への敬意を形にすることにもつながります。





国際ボディランゲージ協会の認定講座では、2級講座で「表情を使ったコミュニケーション術」を、1級講座では「日本と海外で異なる解釈をされるボディランゲージ」について学べます。


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