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エグゼクティブ・プレゼンスの科学
威圧と信頼、その分かれ道。 ―映画で読み解く、エグゼクティブ・プレゼンスの科学― 次回の勉強会では、映画『プラダを着た悪魔』シリーズの名編集長、ミランダ・プリーストリーを題材に、彼女が放つ「権威」「有能さ」「冷たさ」といった印象が、一体どのような非言語のサインから生まれているのかを分析します。 圧倒的な存在感を放つミランダ。なぜ彼女は、ほとんど動かず、感情を大きく表現しなくても、あれほどの威厳や緊張感を生み出すのでしょうか? 映画のワンシーンを実際に観察しながら、笑顔、視線、表情、声、頷き、間の取り方、対人距離、立ち振る舞いなど、一つひとつのボディランゲージを、認知心理学や非言語コミュニケーション研究の知見とともに読み解いていきます。 そして今回の大きなテーマは、「威圧感」と「信頼感」の分かれ道。 「威厳を持ちたいけれど、怖い人にはなりたくない」「自分らしさを活かしながら、いざという時に信頼される存在になりたい」 そんな方に、ぜひお届けしたい内容です。 単に「感じよく振る舞う」のではなく、温かさと存在感をどう両立させるのか。 ミランダというキャラ


【最新論文】医師が「目線を合わせる」と、患者の評価はどう変わるか
日常のコミュニケーションでは、話す内容だけでなく、「どのような姿勢で向き合うか」も相手の受け止め方に影響します。 2024年に『Journal of General Internal Medicine』に掲載されたシステマティックレビューでは、医療従事者が患者と話す際の姿勢に着目し、その違いが患者のコミュニケーション評価にどのような影響を与えるかが検討されました。 今回紹介する研究は、 Effect of Clinician Posture on Patient Perceptions of Communication in the Inpatient Setting: A Systematic Review (入院環境における医療従事者の姿勢が患者のコミュニケーション認識に与える影響:システマティックレビュー)です。 研究では、医師や医療従事者が患者と会話をする際、 立ったまま話す 椅子に座る 身体をかがめて目線を合わせる といった姿勢の違いが、患者側の評価にどのような影響を及ぼすのかを検討しています。 対象となったのは14件の研究で、ランダム


国際ボディランゲージ協会 設立10周年を迎えて
国際ボディランゲージ協会は、おかげさまで設立10周年を迎えます。 受講生の皆様、認定講師の皆様、そして協会を支えてくださったすべての皆様。この節目は、皆様お一人おひとりのお力添えがあったからこそ迎えることができました。心より感謝申し上げます。 この10年間で、社会は大きく変化しました。働き方やコミュニケーションの形は変わり、近年ではAIの進化によって、知識や情報そのものの価値も大きく変わろうとしています。 そのような時代だからこそ、私はボディランゲージの価値はますます高まると確信しています。 ボディランゲージは、単なる「しぐさ」や「話し方」のテクニックではありません。 姿勢、視線、表情、身体の使い方、声の表現など、人が言葉以外で発している情報は、その人の信頼性や誠実さ、安心感、存在感に大きな影響を与えます。人は言葉だけで相手を理解しているのではなく、非言語の情報を通して、その人らしさや人間性を感じ取っています。 私自身、そのことを深く実感した原点はニューヨークにあります。イメージコンサルティング会社を起業し、ニューヨーク州立ファッション工科大学(







