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上下関係は態度にあらわれる!同僚にすると不快感をもたれる10のボディランゲージ
みなさん、こんにちは。 国際ボディランゲージ協会の安積です。 本日は「ボディランゲージから分かる力関係」についてお伝えします。 わたしたちは日頃から、表情やしぐさ、姿勢などを通して、好意や敵意、優越感、力関係に関する情報やメッセージを、周囲の人に発信しています。 ボディランゲージの怖いところは、ちょっとした態度や表情から、相手との上下関係が自然に醸し出されてしまうところ。「上下関係」というのは、社会的地位、年齢の差、立場の差から生じるだけでなく、心理的な関係も含まれます。 知らないうちに相手に不快な思いをさせてしまわないように、自分が発信しているメッセージを日頃から客観的に観察し、相手の気持ちに合わせてときには微調整することも必要です。 たとえ自分が意図していなくても、「あの人はいつも偉そうだ」「アイツの話し方はなんだか癪にさわる」「意見を押しつけられているような気がする」などと影で言われていたら・・・・ 何気ない言動に、あなたが無意識に思っている相手との上下関係があらわれているのかもしれません。 わたしたちが相手に不快感を抱くとき。それは、圧倒


あなたのプロフィール写真はどちら向き?印象が180度変わる「過去に向かう顔」と「未来に向かう顔」
みなさん、こんにちは。 国際ボディランゲージ協会の安積です。 本日は「顔の向きから伝わる印象」についてお伝えしたいと思います。 これまでイメージコンサルタントとして、さまざまな経営者のヘッドショット撮影をサポートしてまいりましたが、ご自身の姿を写真に収める際に、姿勢は意識されても、顔の向きを意識されている方は少ないように感じます。 同じポーズでも、顔の向きが右を向いているか、あるいは左を向いているかで、写真全体から伝わる印象は大きく変わります。 たとえば、こちらの雑誌の表紙にはさまざまな顔が掲載されていますが、 正面から見て顔が右側を向いている表情からは、前進・可能性・希望といったポジティブな印象が伝わりやすくなります。 一方で顔が左側を向くと、後退・停滞・過去といったネガティブな印象が伝わりやすくなります。 大切なのは、顔の方向だけではありません。 顎の高さによっても、人の顔から伝わる印象は変わります。 たとえば、顎の位置を少し上げただけで雰囲気が傲慢・威圧的に変わります。 顎の位置を軽く引いただけで穏やかな雰囲気に変わります。 このように、顔


表情と身体のバランスが意味するもの
みなさん、こんにちは。 国際ボディランゲージ協会の安積です。 前回のブログ記事では、人間は無意識のうちに、脳が情報を処理しやすい左右対称の顔や動きを好む、ということをご紹介しました。 今回は、わたしたち人間が左右対称の人や動きを好むもう1つの理由をご紹介したいと思います。 世界各国でこれまで行われた研究でも、顔や身体が左右対称な人ほど、免疫機能が高い、知能が高い、染色体異常が少ない、老化にともなう知能低下が少ないことが明らかになっています。 つまり、左右均等で歪みがない表情・姿勢・しぐさは、その人が遺伝子レベルの段階から有能であり、健康な状態だと示す重要なシグナルと言えます。そしてわたしたち人間は、このシグナルを無意識にキャッチしており、バランスのよさを発揮する人に対して、本能的に惹かれる傾向があります。 とはいえ現実において、バランスが完璧にとれている人はどのくらいいるのでしょうか。 顔も身体も非の打ち所なく均整のとれた人なんて、ほとんど見かけせんよね。 人間も動物も、本来の形は左右対称なのですが、母親の胎内にいる間に異変が起きたり、生後に大き


脳は左右対称が好き!ボディランゲージを使った自己演出法
みなさん、こんにちは。 国際ボディランゲージ協会の安積です。 本日は、ボディランゲージを使った自己演出の基本ルールを1つご紹介しましょう。 誰からも好意的に受け止められるボディランゲージ。 それは左右対称で安定した動きです。 わたしたちの脳は、生後間もないころから「左右均等のもの」を好む傾向があります。 たとえば左右整った顔(いわゆる美人顔と呼ばれるタイプの顔ですね)。生後わずかな赤ちゃんでさえ、左右対称の顔に対しては、左右非対称の顔に対してよりも好意的な反応をすることがわかっています。 それはなぜか? 左右対称ものは、左右非対称のものよりも単純で、視覚情報をスムースに処理できるため、脳に負担がかからないからです。この左右対象なものを好む傾向は、大人になってからも続きます。 では、冒頭でお伝えした「誰からも好意的に受け止められる、左右対象の安定した動き」というのは、具体的にどのよう動きをさすのでしょうか? たとえば、左右対称に重心がかかったまっすぐな立ち方、左右均等の頻度と高さで動かされる手、左右同時に動く表情筋、視線の定まったアイコンタクトなど