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肯定的なセルフイメージが強まる姿勢
みなさん、こんにちは。 国際ボディランゲージ協会代表の安積です。 今日は「心と姿勢との関係」についてお伝えしたいと思います。 みなさんは、自分の将来や自分の性格などについて考えるとき、 どのような姿勢で考えることが多いでしょうか? また過去の出来事を思い出しているとき、 どのような姿勢で振り返っていることが多いでしょうか? じつは、何かについて考える際に、どのような姿勢で思考するかで、 自分自身の見方や、自己への評価、過去の記憶などに変化が起こる ということが科学的にわかっています。 身体と心の研究を30年以上続けているサンフランシスコ州立大学のエリック・ペパーによると自分を守るようなネガティブな姿勢でいるときよりも、自分を解放するようなポジティブな姿勢でいる時の方が、ポジティブな記憶を呼び起こしやすいそうです。ペパーは、姿勢と心の動きに関する実験を通して証明しています。 また、マドリード大学で心理学を研究するパブロ・ブリノールも、別の実験からエリック・ペパーと共通する見解を示しています。 パブロ・ブリノールが行った実験は次のようなものです。 ま


子供の不安を察知できるボディランゲージ
みなさん、こんにちは。 国際ボディランゲージ協会代表の安積です。 子供は大人と異なり、自分の思いをうまく言葉にできないことがあります。 自分の子供が不安や葛藤などのネガティブな気持ちを抱えて 自分ではうまく処理できずに悩んでいるなら、 親としては、いち早く気づいてあげたいものですよね。 そこで今回は、子供の不安や葛藤を察知するために 参考になるボディランゲージをご紹介します。 ・痛みがあるようにお腹を抱える ・両腕を掴み、胸のあたりに引き寄せる ・首を隠すように肩をあげる ・首を不自然に横に曲げる ・うつむく ・猫背になる ・わずかに体を揺らす ・手が震える ・手を揉む ・両手をぎゅっと掴む ・本や小物などを胸のところでぎゅっと握る ・服をひっぱる、いじる ・髪で顔を隠したがる ・ひっきりなしに手で顔を触る ・ふとした瞬間に沈んだ表情を見せる ・唇を噛む・唇に頻繁に触れる ・足取りがいつもよりも重たい ・何度も何度も唾を飲み込む ・無意識に肌をひっかいている ・爪をいじったり噛んだりしている ・足の上を何度も手でこする ・皆から少し離れたところに


ボディランゲージでウソは見抜ける?見抜けない?
「鼻をこすのは、やましさのあらわれ」 「話しているときにまばたきの回数が急に増えたら、ウソをついている証拠」 みなさんはこのようなフレーズを、 一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか? もしもこれが事実だとしたら、 人の嘘は面白いほど見破れるようになりそうですが・・・ みなさんもご存知の通り、嘘を見抜くのは、実際はそんなに簡単ではありませんよね。 1つのボディランゲージだけを手掛かりに、 相手がウソをついているかどうかを判断すことはできません。 では、人の心を読むためにボディランゲージはあまり役に立たないのか?? というと、実はそうでもないのです。 ボディランゲージからは「ウソ」を100%見抜くことはできませんが、 「相手が動揺しているかどうか」は見抜くことができます。 「動揺する」とは、《感情が揺れ動いている状態》です。 この《感情の揺れ》は、 ボディランゲージの変化に気づくことができれば、 意外に簡単に見破ることができます。 動揺するときのボディランゲージの変化とは、どういったものか? それは、普段はしないしぐさを突然始めたり、 普


素直な人は顔が左右対称?
みなさん、こんにちは。 国際ボディランゲージ協会代表の安積陽子です。 本日は「素直な人は顔が左右対称?」というテーマでお伝えいたします。 私たちの表情は、ある感情をベースに 左右対称に動く場合と、左右非対称に動く場合とがあります。 ここでみなさんに想像してみていただきたいのですが、 たとえば、下記の①のような感情をいだいているとき、 わたしたちの表情は、左右対称 / 左右非対称 どちらに近いかたちで動いていると思いますか? ↓ ↓ ↓ ↓ 感情群① 安堵・喜び・満足・歓喜・恐怖・驚愕・号泣・失望・困惑 また、②のような感情をいだいているとき、 わたしたちの表情は、左右対称 / 左右非対称 どちらに近いかたちで動いていると思いますか? ↓ ↓ ↓ ↓ 感情群② 皮肉・嘲笑・苦笑・批判・軽蔑・意地悪 答えは ①は左右対称であわわれやすく、 ②は左右非対称であらわれやすくなります。 ①のカテゴリーの感情は、心の底から純粋に湧き上がる自然な感情です。 素直な感情は通常、左右対称の表情になってあらわれます。 一方で②のカテゴリーび感情のように、


子供の社会的成功とボディランゲージとの関係
みなさん、こんにちは。 国際ボディランゲージ協会代表の安積です。 興味深い論文を見つけましたので、 本日はその一部をみなさまにご紹介したいと思います。 表情やしぐさ、姿勢といった非言語シグナルから 相手の気持ちを読み解く能力は、その人の社会的成功要因と 強く関連していることがわかりました。 アメリカで行われたある研究では、 子供の非言語能力は、その子の人気を決める要因である ことが実証されたそうです。 実験の内容について簡単にご説明します。 まず60名の幼稚園児を対象に2つの実験を行いました。 1つめの実験は、園児らに 「一緒にお絵描きしたい子は誰?」 「一緒にゲームをしたい子は誰?」 と尋ね、その結果から子供達の人気順を調べました。 2つめの実験は、さまざまな表情をした大人や子供の写真を 12枚、子供たちに見せ、写真の表情に現れている感情を当てるテストを行いました。 2つの実験を行った結果、 表情から感情を読み当てる正解率と、 幼稚園同士の人気投票の結果には強い関連性がある ということがわかりました。 つまり、 表情から人の感情を読み取ることが


想像を超えるボディランゲージの力
みなさん、こんにちは。 国際ボディランゲージ協会代表の安積です。 ハーバード大学のエイミー・カディ教授が 「身体の動かし方ひとつで、人のホルモンの状態は変わる」と、 いうことをTEDで紹介し、「たった2分で自信がみなぎる パワーポーズ」なるものを世界に発信しました。 その後の研究により、 パワーが湧き出る姿を〈頭の中で〉思い描くだけで、 実際にそのポーズをとったときと同じような効果が 心理面で得られることもわかりました。 プロのアスリートがイメージトレーニングを 欠かさないで行うことでもわかるように、 ボディランゲージは一般的な想像をはるかに超えて、 人の心理にさまざまな影響を与えているのですね。 われわれがボディランゲージによって日頃どのような 心理的影響を受けているのか・・・・ 国際ボディランゲージ協会の認定講座ではより詳しくお伝えしています。 ビジネスや教育、家庭で、明日からさっそく使える 実践的なボディランゲージスキルを身につけたい!という方は 下記の協会HPより詳細をご覧ください。 ★☆━━━━━━━━━━━━━━★☆★ 9月の東京・沖