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犯罪を誘発するボディランゲージ

みなさん、こんにちは。

国際ボディランゲージ協会代表の安積です。

本日は、犯罪を誘発するボディランゲージについてお伝えいたします。

みなさんは普段、どのようにして道を歩いていますか?

早足でせかせかと歩く人

堂々と大股で歩く人

足音をさせながら歩く人

リズミカルに歩く人

うつむき加減で歩く人

など、「人の歩き方」にはさまざまな特徴が見られますが、

「歩き方」には、その人の性格や気質がよく反映されています。

また、その人の性格や気質だけでなく、「イライラしている」「落ち込んでいる」「興奮している」など、そのときの気分も歩き方に影響を与えることがあります。

この「歩き方」に、ある特徴が見られる場合、犯罪者からのターゲットになりやすい事実を、ホフストラ大学のBetty Grayson博士が提言しています。

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米ニューヨーク州にあるホフストラ大学のBetty Grayson博士は、さまざまな歩行者を一定時間撮影し、映像を犯罪者のグループに見せて「どの人を襲いたいと思うか?」と尋ねる調査を行いました。

その結果、犯罪者たちから「襲いたい」と思われた人の歩き方に、次のような特徴があることがわかりました

・歩幅が極端に短い、または長い

・両腕を体から浮かせ、ぶらつかせながら歩いている

・不自然な足の運び方をしている

・同じ側の腕と足が上がっている

・足の動きと手の動きが一致していない

これらは、普通の歩行者にはあまり見られない、独特な歩き方です。

独特な歩き方をしているからこそ、犯罪者の目にとまりやすく、ターゲットにされてしまうのかもしれません。

冒頭でもお伝えしましたが、歩き方にはその人の性格や気分が反映されます。

不安定な歩き方をしている人や、極端に通常と異なる歩幅で歩いている人、手と足が一致しない不自然な動きをしている人からは、肉体面の弱さや精神性の不安定さが伝わってくるものです。

犯罪者が襲いたくなる歩き方とは、不自然さや不安定さを感じさせる歩き方です。このようなボディランゲージが、犯罪を誘発する特有のメッセージを放っているのかもしれません。

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最近は、日本でも通り魔事件や無差別殺人事件が問題になっています。

逮捕された犯罪者の多くは、「(襲う相手は)誰でも良かった」と言います。「誰でも良かった」とはいえ、少なくとも攻撃をするその瞬間は、ターゲットを定めているわけです。

悲惨な犯罪に巻き込まれないためにも、相手につけこまれる隙を与えないボディランゲージを、ときには意識してみるのがいいと思います。

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