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その表情は本物か?「作られた表情」と「本物の表情」との見分け方


みなさん、こんにちは。

国際ボディランゲージ協会代表の安積陽子です。

本日は、「本物の表情」と「意図的に作られた表情」を

簡単に見分ける方法をご紹介したいと思います。

表情には、

本物の笑顔と愛想笑い、

本物の悲しみの表情と作られた悲しみの表情、

本当に驚いた表情と作られた驚きの表情

など、自然に表れる表情と意図的に作られた表情があります。

みなさんは、これらの違いを瞬時に見分けることができますか?

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じつは次に示す2つのポイントを意識して観察すれば、

意外に簡単に見分けることができるのです。

そのポイントとなるのは、

①左右非対称性

②シンクロ性

です。これらの言葉を初めて聞く方もいると思いますので、

それぞれを詳しく説明していきましょう。

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①左右非対称性とは、表情が作られたときに、表情筋が左右対称に動くことを意味します。

本物の感情があらわれているとき、表情は左右対称になります。一方、心の中にない感情を表情で作ろうとするとき、表情は左右非対称に歪む傾向があります。この歪みがあらわれるかどうかが、ポイントになります。

(*その人にもともと存在する、顔の歪みを考慮する必要があります)

②シンクロ性とは、表情筋が動くタイミングのことです。

心の底から「楽しい!嬉しい!」と感じているときは、口角が上に引き上がるのと同時に、目の周りの筋肉も収縮します。

本当の感情が表情にあらわれている場合は、この2つの動きが同時に起きますが、「愛想笑い」の場合は、タイミングがずれて起こるのです。

以前の記事でご紹介したように、本当に驚いているときは、眉毛が上がるのと同時に目が見開き、口も開きます。しかし、作られた驚きの表情の場合は、目が見開いた後に眉が上がったり、眉が上がった後に口が開いたりと、表情筋の動きにずれが起こります。

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みなさんがもし、目の前にいる相手に対して

「なんだかこの人物の言っていることは何だか怪しいな」

「表情に違和感があるな」

と思ったら、その相手の表情の

①左右非対称性、②シンクロ性

この2つに注目し、相手の目元・口元をよく観察してみてくださいね。

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「さらにボディランゲージについて勉強してみたい!」という方は、

ぜひボディランゲージ協会のオンライン講座をご受講ください。





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