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よくできる子は、よく手を動かす〜子供の能力とボディランゲージとの関係〜
みなさん、こんにちは。 国際ボディランゲージ協会代表の安積です。 今日は、子供の言語能力とボディランゲージとの関係についてお伝えします。 「手を動かす」という動作は、子供の能力とどのような関係があるのでしょうか? 結論からお伝えすると、手を動かすという行為は、その子の問題解決能力や言語発達と密接な関係があることが、世界各国の研究から明らかになっています。 たとえばある小学校で、子供たちを対象に、次のような実験が行われました。 まず子供たち全員に、数学の問題を解かせました。 その後、子どもたちを2つのグループに分けました。片方のグループにはどのように問題を解いたかを手を使わせながら説明させ、もう片方のグループの子供たちには口頭だけで説明させるという実験をしたのです。 すると、手を使って説明をさせられた子供達は、口頭で説明した子供達よりも、問題解決能力が高くなることがわかりました。 たしかに、数学オリンピックでメダルをとるような数学が得意な子供たちは、たとえ答えがすぐにわからなくても、問題を見たらまずはとにかく手を動かすという共通点があるそうです。


拒否サインを見抜くための20のボディランゲージ
みなさん、こんにちは。 国際ボディランゲージ協会代表の安積です。 日常生活のなかで、わたしたちは心の奥にある感情を、《表情》や《姿勢》といった非言語シグナルを通して周りに発信しています。そしてそれら非言語シグナルの多くは、本人の意思とは関係なく、無意識のうちに発信されています。 今回は、何かを敬遠したり、拒否したいときによく行われる20のボディランゲージをご紹介します。 非言語シグナルを意図的に認知する方法として、参考にしていただきたいと思います。 《拒否サインを見抜くための20のボディランゲージ》 1、目を細める 2、眉をひそめる 3、鼻筋にシワを寄せる 4、顔をしかめる 5、下、または斜めから視線を向ける 6、首を傾けながら唇をぎゅっと結ぶ 7、頭を傾けながら顎に手を当てる 8、頬や額を頻繁にかく 9、額や眉を頻繁にこする 10、耳を引っ張る 11、首のつけ根に触れる 12、首のうしろを手でこする 13、肩をすくめる 14、腕を組み始める 15、ポケットに手を入れる 16、ためらいがちにうなずく 17、わずかに後ろに下がる 18、口をすぼめる


ボディランゲージを使った自己演出法《自信編》
みなさま、こんにちは。 国際ボディランゲージ協会代表の安積です。 ボディランゲージを使った自己演出術、 第2回目は、【自信】が伝わる20のボディランゲージをご紹介します。 まずは事前の準備から。 《体と心の状態を整える》 ・ゆっくりと腹式呼吸を行い、全身の筋肉をリラックスする ・肩を後ろに大きく回したあとに、両手を上に引き伸ばす 身体が軽やかになり、実際よりもひと回り大きくなったような感覚が生まれたら、準備完了です! 続いて、「姿勢」と「歩き方」について。 《スタンディング・ポジション》 1、頭をわずかに後ろに反らせる 2、顎を通常よりも少し高めに上げる 3、肩甲骨を後ろに引き寄せる 4、胸を少し前に突き出す 5、両足を肩幅に開き足先を軽くハの字に広げる 《シッティング・ポジション》 6、自分で席を選べる場合は、中央の席または大きめの椅子、高めの椅子に座る 7、ソファに座る際は、背もたれや肘掛けに手を回してスペースを広くとる 8、胸を広げて、ゆったりともたれる 9、手はつねに相手の視界に入る場所におく(手や腕を組まない) 《歩き方》 10、腕を体


ボディランゲージを使った自己演出術《情熱編》
みなさん、こんにちは。 国際ボディランゲージ協会代表の安積です。 今回から、ボディランゲージを使った簡単な自己演出法をお伝えいたします。 第1回目は 【情熱(パッション)とやる気】を感じさせるために効果的な、20のボディランゲージです 《まずは事前準備から》 ・深く息を吸って全身をリラックスさせる ・自分が発信する非言語メッセージを通じて、最終的に聴衆 ( 相手)にどのようなインパクトを与えたいかを鮮明にイメージする つづいて、情熱を効果的に伝えるボディランゲージを20個ご紹介していきます。 《表情》 1、目を通常よりも見開く 2、まぶた全体に力を入れる 3、少し強めのはっきりとしたアイコンタクトを意識する 4、相手よりも長めのアイコンタクトを意識する 5、口角が下がらないように意識する 6、強調したい言葉で目を見開き、同時に眉をあげる 《話し方》 7、目の前にいる人だけに全神経を集中させる 8、相手や聴衆の方に身を乗り出す 9、少し早めのピッチで話し、ところどころメリハリをつける 10、強調したいところで声のボリュームを上げる 11、頭に重


ボディランゲージを使った自己演出術
みなさん、こんにちは。 国際ボディランゲージ協会代表の安積です。 今回から「ボディランゲージを使った自己演出術」をご紹介いたします。 ニューヨークのイメージコンサルティング会社でイメージコンサルタントとしてのキャリアをスタートさせてから約10年。これまで、日・米の経営者や若手起業家、ブロードウェイを目指す女優やモデルらを対象に、ボディランゲージを使った自己演出に関するアドバイスを行ってきました。 「自己演出」というと、海外ではセルフプロデュースの意味でとらえられることが多いのですが、日本では「でっち上げる」といったネガティブな意味でとらえる方がいらっしゃるようです。 英語には「Act as if you are the person you want to be.(あなたがなりたいと思う人物のように振る舞いなさい)」「Fake it until you make it(現実になるまで、その振りを続けなさい)」という表現が存在します。 たとえば、 本物のスターになりたいなら、スターにふさしい振る舞いを。 成功者になりたいならば、成功者にふさしい振る


iPhoneやiPadのサイズが人の思考や振る舞いに与える影響
みなさん、こんにちは。 国際ボディランゲージ協会代表の安積です。 みなさんは1日に何時間くらいパソコンに向かいますか? また、タブレットや携帯に触れている時間はどのくらいでしょうか? 長時間パソコンに向き合っていると、よほど意識しない限り、前屈みの姿勢になりがちですよね。 とくに小さなスクリーンのスマートフォンを眺めているときは、腕が中央に寄って姿勢はさらに小さくなります。 ハーバード大学の研究によると、われわれが使う《モバイルデバイスの大きさ》と《人の思考や振る舞い》の間には、面白い関連性があるそうです。 その関連性とは、日常的によく触れるモバイルデバイスのサイズは、われわれの思考や行動にまで影響を与えるというもの。 (参照)Bos, Maarten W., and Amy J.C. Cuddy. "iPosture: The Size of Electronic Consumer Devices Affects our Behavior." Harvard Business School Working Paper, No. 13–097,