ボディランゲージ用語集

2級・1級講座に登場するボディランゲージの関連用語を
ご紹介いたします
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ボディランゲージ:表情やしぐさ、姿勢といった肉体の動作のこと。非言語コミュニケーションの1つ。
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しぐさ:動作や態度。文化によって様々な種類がある。
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万国共通の表情:普遍的な表情のこと。文化、人種、性別、年齢、信条、時代、問わず、全ての人の顔に共通して表れる表情のこと。
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基本7表情:幸福、軽蔑、嫌悪、怒り、悲しみ、恐怖、驚きの7感情が顔に表れたときに形成される表情のこと。
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中立表情:何の感情も感じていないときの顔の表情のこと。無表情、ポーカーフェイスとも呼ばれることがある。
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微表情:抑制された感情が「無意識」の内に表れては消える、微細な顔の動きのこと。そのスピードは0.2秒程度である。
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混合表情:二つ以上の感情が顔に形成されたときの表情のこと。
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手ぶり:自己の感情や思考内容を、手を用いて描き出そうとする動きのこと。専門的にはイラストレーターと呼ばれる。
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身ぶり:自己の感情や思考内容を表わすときに、主に上半身でなされる動きのこと。
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自己タッチ:感情に波が生じたときに、正常な感情状態に戻すためになされる身体動作のこと。具体的には、自身の手で、自身の身体に触れたり、さすったり、つねったりする行為のことをいう。この延長で、机を指でたたいたり、電話のコードを弄んだり、貧乏ゆすりをしたり、と自分の身の回りのものをいじる行為も自己タッチとして含める場合がある。専門的にはマニュピュレーター、セルフアダプター、アダプターと呼ばれる。
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感情漏洩モデル:抑制された感情の漏洩しやすさの順番のこと。身体、声、表情の順に抑制された感情は、漏洩しやすいと考えられている。逆に言えば、表情、声、身体の順で、真の感情が漏洩しないようにコントロールできるということである。
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微動作:抑制された感情が「無意識」に提示範囲に表れる、断片的な身体の動きのこと。提示範囲とは、腰の上からアゴの下までのことである。
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表示規則:文化や集団で暗黙的に取り決められている表情の表出ルールのこと。典型的には、否定的な感情であるにも関わらず、集団の調和を保つために、愛想笑いを作る、といった現象に見にみられる。
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シリアスゾーン:アイコンタクトの一種。相手の両目とひたいを結ぶ三角形のゾーン。
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ソーシャルゾーン:アイコンタクトの一種。相手の両目と口元を結ぶ三角形のゾーン。
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インタミットゾーン:アイコンタクトの一種。相手の両目と胸元を結ぶ三角形のゾーン。
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FACTS(Facial Action Coding System):顔の動きを包括的に測定するためにポールエクマン、ウォレス・フリーセンらによって1978年に開発された分析ツールかつ表情理論のこと。
